職種×価値観調査

慶應大学商学部牛島ゼミにて、各職種に就く社会人がどのような価値観で仕事を行っているか調査したレポートです。【学生みなさまへ】価値観カテゴリーが1記事に対して複数つけられることが分かったので、複数カテゴリ付けを奥居の方で修正しています!新規登録時は、先輩の価値観を全部カテゴリ付けしてください

ももよ②(サービス業界 営業/5年目)

 

1.先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
各地域の飲食店のオーナー。売り上げが伸びない、もっと客足が伸びてほしいという悩み。
 
■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?  そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

飲食店情報サイトを運営し、そこに掲載することで売り上げUPに繋げる。

 

・新規営業

飛び込みで「ホットペッパー載りませんか~」と誘う 
そもそも載せたくない人への営業→営業マン自身の価値で勝負するしかない!
「貴店の裏に新店できますよ~」などの情報を流したり。
流行・客の傾向などを基にアドバイス(効果的な写真の撮り方、女子会)→企画・営業
自分の付加価値を提供しないと売れない!
成長中の町は結構好反応 新宿とかの成熟した繁華街はもう伸びない
     
・既存営業
パートナーとしてお店の目標売上ヒアリング、達成するために計画
集客の面からコンサルをする

 

 
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観 &「この価値観が満たされているな」と感じる時

自分しかできないことをやる
「○○くんだからホットペッパーに載せようと思ったよ!」
「お店の売り上げを更新できたのは○○くんのおかげだよ!」

リーダーとして皆をまとめる
@長野時代   GM直属のリーダー!
盛り上がる12月忘年会時期に「今まで出したことない売り上げをこの部署でだそう!」と皆を引っ張り目標設定した結果、長野部署で過去最高の売上達成!
スケジュール管理が得意、数字使って計画が得意、後輩に教えるのも好き。
同僚「○○さんがいるから、目標達成のために頑張ろうと思えます!」と言ってもらえた。


頑張りに対して(金銭的に)正当に評価してもらえる
長野時に表彰(個人&チーム)、最高ランクのボーナスをもらった。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください

「ユーモアや笑い、ライフワークバランスが大事」に対して
→仕事に慣れ、マストなことが一定のレベルでできるようになったら、自由度を感じられる職場かもしれない。
開放感はない(笑)営業という職業上、常に新しい目標にがんじがらめ。
職場には環境を成長に意味づけする人が多く、否応なく成長を求められる。
「成長=グッド!」という価値観が当たり前。だからこそハードな環境でも皆頑張っている。
中途半端な成長で満足していたら、この環境にはついてけない。


3.この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力&理由

もっと成長 向上心
→当たり前!違ったら「なんで入ってきたの?」ってなる

・自分のあたまで考え 決断 行動
→「自分がどうしたいのか」を問われるから
 数字でも会話でもそう 数字目標&自主目標(理由)
 自主→定量&定性(提案ごと多い、自分なりのやり方ができると強い 汎用性の高い企画書とは別で!)

・素直に人の話を吸収
→成長のためには自分の力だけでは足りない!周りの人に助けを求める力
 人によって得意分野(カフェ、居酒屋)が違う→お客の交換&うまくいったナレッジの交換

 

■大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?

・人を巻き込む力、企画力
企画ごとを自分でやるのが好き
立案→実行 
人を巻き込む必要:目的意義、実現可能性、達成方法、コスト、
人が乗っかってくれるポイントを掴んでいた→運営スタッフ(他団体まで巻き込む!)のマネジメントに成功!

1000人規模のイベントを企画、実行!

 

★感想
業務内容自体は意外とシンプルですんなりと理解ができた。
決められた枠の中でいかに自分にしかできない説得・プレゼンを実行できるかが重要。
また、目の前のひとりひとりを向き合う仕事という印象を受けた。

 

取材者:法3ももよ

せーたろー①(パティシエ業界/3年目)

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:主婦、OL、料理の先生、学生

ニーズ:将来洋菓子の道に進みたい、家族に洋菓子を作ってあげたい

 

■会社は顧客に対しどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

洋菓子の基本的な知識・応用・テーブルコーディネーション。その中で教室の前に道具材料をそろえる。生地を焼くなど下準備をする。取材の雑誌撮影の準備=撮影用のお菓子作り

2 この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

【協業系】尊敬できる人がいるかが大事

【提供価値系】目の前の人を支援する 

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

初めは生徒側として、先生の作るお菓子からにじみ出る先生の人柄に惚れた。お菓子はその人の普段の生活やセンスがにじみ出るものだから。提供者側として、先生の助手の仕事を全うする中で、成長を認められ一人の魅力的な女性に近づくことができたと思っている。また、お菓子は日常生活においては必要不可欠なものではない。だからこそお菓子を習いに来る人は、非日常のプラスアルファを求めている。だからお菓子作りも失敗してはいけないし、生徒さんがお菓子教室にいる間は、彼らの幸せな空間を絶対に守らなければいけない。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください。

「伝わっていない魅力を伝えたい」

1つ1つのお菓子のどこに魅力を感じるかは人次第。それを探すのは面白い 

3 この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

感情をすぐ表に出さない力

■なぜその力が必要?

失敗を感情として出す人は不向き。焼きすぎたりして焦っているときも、それを顔に出さず生徒に悟られないことは大事。失敗が伝わると、生徒が不安に思う。先生の立場もなくなる。 

■大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?

じっくり文献(=レシピ)を読み込む力

 文学部としてたくさんの文献に当たった。文献から想像力を働かせ自分なりの解釈をする力は、レシピからそのお菓子の文化的な背景を知る力として活きた。

■感想

「お菓子は人がでる。」この言葉に全てが集約されると思った。仕事はその人の人となりがにじみ出るものだと痛感した。 

取材者

経済学部 せーたろー

せーたろー②(管理栄養士/4年目)

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:病院に入院している患者

ニーズ:患者さんそれぞれに合った病院食を提供する。

■会社は顧客に対しどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

病院食を作るうえで、病気が早く治るように一人一人の食事をその人の体の状況に合わせてコーディネートする。

2 この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

【提供価値系】目の前の人を支援する 

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

祖父が病気で倒れ、病院で寝たきりになった。お見舞いで病院に通う中で、病院にいる人たちを食事面からサポートしてみたいと思うようになった。病院食を患者さんがきれいに残さず食べてくれた時が一番患者さんを支えられていると感じる。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください。

「伝わっていない魅力を伝えたい」

病院食1つで患者さんの人生をより豊かに出来る。人の人生に豊かさを与えたいと考えているなら向いているかもしれない。

3 この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

与えられたものをやりきる責任感

■なぜその力が必要?

早出があるなど、働き方としてはかなりハード。しかし朝昼晩の食事は待ったなしでやってくる。人の人生を預かっているつもりで頑張り続けることが必要。 

■大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?

飲食店でのアルバイトで、キッチンの業務でかなりたくさんの仕事を与えられた。それは店側の期待の表れでもあったが同時に大きな責任でもあった。それをやりきったことが自信につながった。

■感想

「食事は朝昼晩まったなし」果たして自分は、仕事で人の人生を預かりきることが出来るだろうか?仕事をする上での覚悟の重要性を垣間見た気がした。

取材者 経済学部 せーたろー

まつけん① (損害保険/2年目)

1 先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

 お客さん:代理店

 ニーズ:契約者を増やしたい、契約の更新と新規契約の獲得

 

■会社は顧客に対しどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

 損害保険という商品を代理店を通して販売している。個人・法人とクライアントがいる中で、法人に対して最適な損害保険商品を提案することが先輩の役割である。また、代理店に対して商品をわかりやすく説明し、代理店が個人に販売する際の手助けを行うことも重要な役割となっている。

 

2 この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

 ・気心の知れたメンバーに理解される / 頼られる / 優しさや誠実さなど人柄を評価される

 ・挑戦、冒険する

 ・チームで頑張る / 自分しかできないことをやる / 尊敬する人がいるかが大事

 ・複雑な問題を整理する / 目標達成の手助けをする

 ・家族や日々の暮らしを大切にする

 

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

 ・代理店から商品についてわからないことを聞かれるとき

   → すぐに電話で質問をしてくれるのは頼られている証

 ・新規契約獲得を目指すとき

   → いつも同じことをやっているだけでは新規契約は取れない、挑戦することが大事

 ・チームのノルマ達成のために努力するとき

   → 個人にはノルマがなく、課という一つのチームでノルマがあるから、

     その目標達成のためにチームワークが大切

 

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください。

 向いている

  → ・日系企業のグローバル進出は未知の世界への挑戦、それを応援する側にとっても挑戦(挑戦・冒険)

    ・法人相手の場合、保険の知識だけでなく世の中の動き全体を知らなければならない(視野を広げる)

 

3 この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

 ・自分の頭で考え決断し行動する力、課題を見つけ解決策を練る力、素直に人の話や情報を吸収する力、

  人の話や悩みを聞き出す力、相手の気持ちを想像し共感する力、状況に応じて行動を変える臨機応変さ、

  与えられたものをやりきる責任感、もっと成長しようと努力する向上心、人に可愛がられる・好かれる力

 

■なぜその力が必要?

 ・クライアントである企業が新しいことをするとき、あらゆるリスクを洗い出し、それに最適な保険を提案

  するから(課題解決)

 ・代理店がいてこそできる仕事だから、代理店をサポートすることが大事(素直さ)

 ・代理店は一般の個人に説明しなければならないため、どうしたらわかりやすく伝えられるかのアドバイスが

  大事(相手の気持ちを想像)

 

■大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?

 ・人に可愛がられる

   → サークルでは先輩や後輩との縦の繋がりが強かったために、そこで身に付いた。

 ・課題発見、解決

   → サークルの方向性を決める会議で。

 

取材者

商学部 まつけん

かな(飲食業/フレンチレストランオーナーシェフ/10年目)

1.先輩の仕事?

会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

基本的には一般顧客。地域密着なので地域住民もしくは近所の会社に勤めている人々。立地は駅から離れていることもあり、家の近所で食事ができるというニーズ。

 

■その会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?

  そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

飲食店というのは千差万別で競合他社が多い。その中で突出するためには明確な差別化が必要で、当社においては「手造り・無添加」をキーワードにとことんまで丁寧に作ること、そしてそれを標準的な価格より少しだけ安く提供することでリーズナブル(お得感)を演出する。もしくは通常想定される作業工程よりさらにひと手間加えることによって同等の満足感を得る。もちろんその商品を提供する空間・サービスにも同じ価値観を持った目線で気を配り用意しておく必要がある。オーナーシェフという立場はこれらすべてにおいて責任を持つもの。商品開発からその製造工程・販売空間・サービスや演出に加えて数字の管理・営業販売戦略とその維持まですべてを担う。

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

すべて

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じるとき

ビジネスとしてはもちろんきちんと利益が出て成立しているとき。自分が選んだ食材を自分の良いと思う加工を施し、それが美味しいと言ってもらえる瞬間がこの仕事におけるすべてのベースになるもの。その積み重ねが雑誌やガイドブックの評価につながり、自らが手本となって集まってくれたスタッフのスキルアップを実感でき、より多くの売上げを作り、店舗や会社の環境の改善につなげてお客さんやスタッフが毎日楽しく充実した生活を過ごせているときに満たされる。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

すべて

■なぜその力が必要?

ビジネスを維持していくためには時代や環境の変化を察知し対応していく力が不可欠。飲食業はサービス業でありながらクリエイティヴィティも求められる。また一人の能力には限界があるため、より多くの仕事をするためにはチームを作る必要がある。そしてそのチームを守り、さらに成長していくためにはすべて必要。

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

幅広い知識と様々な経験、人間観察力

 

★感想

価値観と必要な能力について全部丸がついて驚きでした!オーナーシェフの仕事は料理を作るだけでなく、その他にも販売空間や営業販売戦略など、すべてのことに責任があるということでさまざ能力が必要とされていることを知りました。私にはたりない要素が多くあるのでオーナーシェフへの道はまだまだだと痛感しました。

えとぅ①(飲食/3年目)

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:老若男女問わず駅の利用者

ニーズ:駅のサラダ兼あげもの屋さんとして「ちょっと高いけど手軽においしいものをたくさん食べたい」という人に提供している。作るには手間のかかる商品が多い。

 

■会社は顧客に対しどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

とにかく美しくおいしそうに!を心がける。

値段以上の味とその他の価値を出す。その分接客も丁寧に行う。(サラダの値段の一部に店舗でのサービスが含まれていると考えてねとアルバイトには伝えるようにしている。)

あとはアルバイトの取りまとめもきちんと行う。皆が楽しくいきいきと働けるような環境づくりが必要。

 

2 この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

【協業系】チームで頑張る

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

店舗は一つのチームだと思っている。そして社員である自分はその中のリーダーである。

店舗には毎日決められた予算があり、その目標を達成するためにもアルバイトの子たちと協力して働くことが求められている。

 

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください。

「人と協力して仕事をするのが好き」

店舗での仕事はチームで動くから向いてるかもしれない。ただし接客が好きかどうかが重要なカギになってくると思う。(ちなみに接客はあまり好きではありません。)

 

3 この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

①皆をまとめるリーダーシップ

②相手の気持ちを想像し共感する力

■なぜその力が必要?

①店舗を切り盛りする上でリーダーシップは大切

②接客で一番大切なことは「お客様の立場に立つこと」そしてお客様の気持ちをくみ取ってサービスしなければならない。

■大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?

レストランでのホールスタッフ。毎日違うお客様と接して、できるだけ相手の立場に立って行動していました。

■感想

この仕事は正直向いてない気がします。一日中接客は本当に大変だなと思いました。

でもいろいろな経験ができるので人として成長できるのかな。

 

 

取材者 商学部 えとぅ

そうたろう①(製薬業界/データマネジメント職)/5年目

 1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

大手製薬企業・・・医薬品を作るまでには、様々な決まりがあり、とても多くの過程をへる。基本的には1社ごとに開発を行うが、忙しい時には人手が足りないこともあり、委託できる先が必要。

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

治験業務の受託・・・厚生労働省への申請を行う為に、人への臨床実験(治験)を行い、データ収集。もらったデータに誤りが無いかのチェック等を行っているそう。

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

気心しれたメンバーに頼られる

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

仕事が片付いた時。小さな会社なので、分担しながらの仕事。お互い頼りながら仕事を進めるそう。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください

向いてないかも・・・医薬品を作る為の試験のみを担当しているので、多くの人への影響を与えたり、人を変えたりはできなそう。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

コツコツ粘り強く続ける力

■なぜその力が必要か?

パソコンで数字を確認する地道な作業が多いのだそう。

■大学生活で身についたもので、仕事で生きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

薬学部だったため、医薬品への興味や、知識。大学生活通して「コツコツ」勉強してきたこと。

 

☆感想

入社時思ってたよりも地道で、思い描いていた仕事はできなかったんだそう。ただ、働いている環境には満足している様子でした。

えとぅ②(車関係/2年目)

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:駐車場を持つ人、その駐車場を使う人

ニーズ:システムトラブルのない駐車場を保つこと

■会社は顧客に対しどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

定期的に駐車場を巡回して、丁寧に点検してトラブルが起きないようにする。

トラブルが万が一起きてしまった場合はすぐに現場に向かって、お客様を待たせないようにスピーディーに対応。

トラブルによっては複数の社員で対応する。

 

2 この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

【成長系】経験を蓄積する

【協業系】チームで頑張る

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

①経験を蓄積する

駐車場機器のこときちんと勉強しなければトラブルに対応できない。

しかしそれに加えて現場での経験も重要。コツコツとノウハウを蓄積することが何よりも大切。

②チーム頑張る

すごく明るくて楽しい職場。皆でよく飲みに行くし、週末は競馬とかにも行く笑

怒られることもよくあるけど先輩には本当に支えてもらっている。自分が先輩のサポートをすることもあるから楽しいしやりがいを感じる。(社内新聞で褒められたこともあるらしいです。)

 

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください。

「チームで仕事をしたい」

基本的な作業は一人でやることが多いから、その面では満足できないかも。

ただ助け合う風土があるから、孤立しているわけではない。

 

3 この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

状況に応じて行動を変える臨機応変さ

■なぜその力が必要?

トラブルが起きてもすぐに対応できるようにいろいろとシュミレーションする。

 

■大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?

大学時代にカレー屋でアルバイトした経験が活きた。

いろいろなポジションの仕事覚えて、臨機応変に対応できるようになった。

■感想

「あんまり向いてないんじゃない」と言われてしまいました。

たぶん機械系は興味ないでしょ、と。

図星でした。

でも楽しそうな職場で楽しそうに働いていてよかったです。

 

取材者 商学部 えとぅ

そうたろう②(スポーツ/選手)2年目

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

ファンの方・・・個人のプレーやチームが勝つことによる感動・興奮を求めてる。

スポンサー・・・知名度やネームバリューの向上

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

試合を行うことによる興業、TV、広告、グッズの販売など提供。選手として試合に出場、成績を残しチームを勝たせるよう頑張る。

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

誰かのために、多くの人からの評価を得る

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

1軍に上がる、試合での結果を残すことで賞金をもらう、雑誌の表紙になるなど。でも、一番のモチベーションは「誰かのため」だそう。自分主体だと、どこかで手を抜いてしまう。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください

わからない。必死になるモチベーションを持てるかどうかがカギ。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

群れない、必死でやること

■なぜその力が必要か?

競争の世界なので、「やる時は死ぬ気でやる」ことを大切にしている。自分から「本気なる」ことはできなくて、必死でやった結果、終わってから「本気でした」と言えたときか本当の「本気」なんじゃないだろうかとのこと。必死でやるためにはそれだけの「モチベーション」必要不可欠だとお話してくれました。

■大学生活で身についたもので、仕事で生きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

上記の能力。「誰かのため」を見つけたのが大学時代だったそう。チームの責任ある立場になって、意識するようになった。

 

☆感想

「本気」とか「必死」とか。言葉の重みの違いを感じました。それだけのモチベーションを何かにぶつけられる時が自分にはくるのかな?

まつけん② (大学職員 / 2年目)

1 先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

 お客さん:学生、患者

 ニーズ:医者になるための教育サービス、医療サービス

 

■会社は顧客に対しどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている? 

・実習や座学を通して、医者になるために必要な知識やノウハウの提供を行っている

・大学病院は特定機能病院や災害指定病院に指定されているため、ベッド数が多い、施設が大きい、最新技術を導入している、患者数が多いために経験を多く積めるなどの他の病院にはない強み・魅力を持っている

・予算の振り分けや決算、監査のための資料作り等、大学を運営していく上で必要不可欠な会計業務を行っている

 

2 この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

 ・気心の知れたメンバーに理解される / 頑張っただけ稼ぐ / 優しさや誠実さなど人柄を評価される

 ・チームで頑張る / 尊敬する人がいるかが大事

 ・目標達成の手助けをする

 ・家族や日々の暮らしを大切にする / リラックスできる時間は重要

 

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

 ・頑張って働いた分だけ、残業代はしっかりと出る

 ・同じチームのメンバーが10人程度のため、一人ひとりをよく知れて仲がいい。仕事もやりやすい

 ・仕事が集中していて大変な人の手伝いをして、みんなで助け合っている(チームワーク)

 ・ロールモデルがいた方がいい。丁寧に教えてくれるし、その人がいるから頑張れる(尊敬する人がいるか)

 

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください。

 向いていない

  → ・クリエイティブな仕事ではない。ルーティーンワークだから。ゼロから作り上げる仕事はない。

    ・上の力が強い。医者のOBの寄付金で運営されているから。カタい。

 

3 この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

 ・自分の頭で考え決断し行動する力、素直に人の話や情報を吸収する力、状況を冷静に見る力、相手の気持ちを想像し共感する力、状況に応じて行動を変える臨機応変さ、もっと成長しようと努力する向上心、つらい時もここから頑張ろうと思えるプラス思考力

 

■なぜその力が必要?

 ・仕事において自分で考えることが大事。誰かに頼ってばかりいられない。一旦教えてもらったことはしっかり覚え、それをベースに臨機応変に対応する、応用する

 ・素直さも大事。自分が成長するためには素直に聞き入れることも重要。

 

取材者

商学部 まつけん

まこ①(保険/2年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

保険会社なので、顧客自体は消費者全員。会社自体は共済なので、生命保険も損害保険も扱っている。お客さんはより安価、またはより良い保障内容を求めている。

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

同じ系列会社の中に銀行もあるので、そういった他の分野とも補完し合いながら運営しているところは他社との違いかもしれない、とのこと。

全国本部の中の生命保険企画を担当する部署にいる。作った新企画を商品として売り出すまでには国の役所の認可が必要なため、いかに役所から認可をもらうかが苦労するところ。

また、実際に決まった新商品を全国の店舗に導入する前に研修が開かれ、その場で各都道府県の責任者に対して新商品の説明をするなどの講師的な役割も担っている。

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

/気心の知れたメンバーに理解される/やさしさや誠実さなど人柄を評価される/チームで頑張る/多くの人を変える/仕組みを作る/

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じるとき

「チームで頑張る」…役所の人との話し合い(先ほどあった役所の人の認可をもらう場面)をした場面。部署の課長らと先輩の4人で新商品説明を行ったのだが、基本的な箇所の説明から一番肝心の箇所説明をそれぞれ分担し説得していった。チームでやっているなと感じた場面だった。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイス

保険という市場はある程度飽和しているという面もあるので、わたしの「感性やクリエイティビティを活かす」という価値観は、規格を担当する部署にとってとても大事なので、いいのではないかとおっしゃっていました。

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

ほとんどすべて当てはまるが、特にコツコツ粘り強く粘り強く続ける力。

■なぜその力が必要なのか

保険という目に見えない無形のものを扱う難しさがあるから。また、契約書を作成していく中で多くの法律や税制が絡んでくるので、それも扱わなくてはいけないところがひと苦労するから。

■大学生活で身についたもので、仕事に活きている力はある?

三田論や卒論を共著という形で作成したのだが、設定したゴールにどうやって近づくか、逆算しながら取り組んだり、それぞれがどのように役割分担していくのかを考えながら行ったことが今にも活きているように思う。

■感想

保険のような目に見えない商品を作る、売ることってやりがいもすぐに得られるものではなさそう。ただ、やはりチーム力というのが仕事でも重要なんだなと改めて思った。

まこ②(スポーツジム経営/社長)

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

顧客は消費者皆。それぞれが健康維持のためだったり、シェイプアップのため、美容のために利用している。

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供な中で先輩はどんな役割を担っている?

運動する場を提供している。といっても単にマシンを置くだけではダメで、常にさらによいものを提供することを考える。スタジオでヨガ・ボクシング・ダンスを行ったりエンターテイメント性を持たせて皆が求めるものに近づけようとしている。

マネジメントとしてはいかに利益を上げるかというところも必要。顧客を増やすには、金額をあげるにしてもサービスはどうあげるのかを考える。マシンや施設の改修、メニューの充実やどのようなトレーナーを置くかを提案もする。

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

多くの人から評価を得る/気心の知れたメンバーから評価を得る/やさしさや人柄を評価される/チームで頑張る/リーダーとして皆をまとめる/目の前の人を支援する/多くの人を変える/目標達成の手助けをする/手や体を動かす

仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

「通ってよかった」「アドバイスをいただいた通りにやったら痩せた」「泳げるようになった」といった生の声を聞いたとき。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているか」のアドバイス

「目の前の人を支援する」という価値観は必要な点だと思うとおっしゃっていました。

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

課題を考え解決策を練る/素直に人の話や情報を吸収する力/人の話や悩みを聞き出す力など

■なぜその力が必要か

自分に足りないものを得たい、変えたい、変わりたいと思っている人が集まっているから。

■大学生活で身についたこと

大学時は体育会に所属していたので、忍耐力はついた。マネジメントの立場には必要な能力かなと思う。

■感想

人が変わるところをサポートする、というのはやりがいがあるし生の声を聞くことができる点が仕事の満足感を高める大事なポイントだと思った。

ゆうき① 飲料、営業、5年目

①仕事内容


・営業の仕事のお客様:コンビニ、スーパー
・お客様の悩み:どうしたら売り上げをあげる事が出来るか

・営業職として、お客様の悩みをどう解決しているのか
自社の商品ばかりをプロモーションして、売り場を確保しようとするのではなく、その商品カテゴリー全体がどうしたら売れ行きがよくなるかまでを考える。けして押し売りではなく、お客様の悩みを解決できるような提案をする。

 

②この仕事で満たされる価値観


・先輩の価値観、その価値観が「満たされているな」と感じる時
成果が目に見える形でわかること。そしてそれはスポーツの勝ち負けににている。
だから、自分の行った提案が、数字として結果が現れたら嬉しい。

・自分の価値観が、この仕事は向いているかどうか」
私の価値観「自分の好きなものに関わって、辛い時も楽しく乗り切る」
向いてるって言ってくれました笑

 

③この仕事に必要な能力


・この仕事に必要な能力
粘り強さ
・なぜその力が必要?
何度もお客様に提案を断られ、お客様を訪ねても煙たがられることがあるから
他のメーカーに、商品棚を取られたら取り返しにいくから
・大学で身についたもので、仕事が活きている力は?なぜそれが身についたか。
体育会でラクロスをしていた。全国優勝を目指し、粘り強く練習をしていた。

 

◎感想
飲料の営業は、結構他の業界とのせめぎ合いが大変なんだと感じた。でも営業やってみたいな〜〜笑

 

ゆうき② 放送局、アナウンサー、3年目

①仕事内容

・アナウンサーの仕事のお客様(?):視聴者

・視聴者のニーズ:地域の情報(天候や災害、地域のお祭りや行事等)をいち早く知りたい

・アナウンサーとして、そのニーズにどう対応しているのか:夜勤が交代であって、夜や早朝であっても、すぐに情報を届けられるようにしている。地域の行事ごとには足を運び、映像で伝える。

 

②この仕事で満たされる価値観

・先輩の価値観、その価値観が「満たされているな」と感じる時:
とにかく、小学生のときからアナウンサーになりたかったみたいです。なのでアナウンサーになれた事がとても幸せだそうです。

ここの放送局は地方に最初必ず飛ばされ、アナウンサーでも自分で一から番組を企画して作っていく。だから、番組で取り上げた行事に関わった人や地域の人に、「見たよ」とか「取り上げてくれて嬉しい」と言われると、嬉しいと言っていました。

また、地方に飛ばされ、また取材としていろんな人に会えたりできるから、自分の知らない世界を知ることが出来て楽しいと言っていました。

・自分の価値観が、この仕事は向いているかどうか」
私の価値観「自分の好きなものに関わって、辛い時も楽しく乗り切る」
時にはいやなことも取り上げなくちゃいけないからね…笑って言われました。

 

③この仕事に必要な能力

・この仕事に必要な能力
緊張しないこと!
・なぜその力が必要?
緊張したら、番組にでて放送出来ない。
・大学で身についたもので、仕事が活きている力は?なぜそれが身についたか。

ダンスサークルに入っていて、ステージに出たりすることに慣れていたから、緊張はしない!

 

◎感想

そもそもアナウンサーになれる資質など微塵も私にはないけれど、本当に向いていない仕事だと感じました。笑

夜勤辛い…(*_*)

 

 

ちはる①(公認会計士/15年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:個人経営の会社、小規模の会社

悩み、ニーズ:経営側の話が分かる会計士に話を聞いて欲しい

会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供な中で先輩はどんな役割を担っている?

経営の相談に乗ったり、コンサルティングをしたり、決算書を作っている。過去にマクドナルドの店長として働いていたので、実践的な経営知識+資格取得による会計知識を生かして話を聞き、アドバイスをする。

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

誰かに喜んでもらえるように頑張る

仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

「信用」ではなく、「信頼」を得たと感じたとき。

「信用」は、人の行為を信じること、「信頼」は人の存在を信じること。

効率よくリターンを得る=大成功、地位、名誉、称賛を得る=信用

信頼を得られるような頑張りをするためには、出世等自分のために頑張るのではなく、誰かに喜んでもらえるように頑張ることが大事。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているか」のアドバイス

「目の前の人を支援する」…誰に、どんな形で、自分がもらったものを返すのか。

何かをしてもらった人だけに返すのではなく、別の人にも与えること、それが社会というもの。他者がいるから自分がいる、その社会性の中で自分がどう動いていくか

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

課題を考え解決策を練る/人の話や悩みを聞き出す力等

■なぜその力が必要か

誰かに喜んでもらうには、まず人の話を聞いて、その人が自分に何を求めているのか、何に悩んでいるのか理解する必要があるから。またその人が求めているものを実現するためにアドバイスする必要があるから。

■大学生活で身についたこと

本をたくさん読んだことで、信用と信頼の違いについて考えるようになったこと

 

■感想

色々なありたい姿の中に、「自分の心が求めているもの」は何だろう?

「自分は何を求めているのか」を問い続けることが大切だという話が印象的でした。

私も「信用」を得る働き方ではなく、「信頼」を得るような働き方をしたいと思いました。

★取材者:ちはる

まさよ①(ブライダル/衣装コーディネーター/3年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
・結婚式を挙げたいカップル
・リゾート挙式をしたいというニーズ

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?
・リゾート挙式の提供(日本初、一番の歴史)
直営店(20名ほど)に来店してもらい(旅行代理店からの紹介も含む)お客様のプラン(会場、料理、衣装、予算)を決めていく

ハワイ・グアム・沖縄などの各拠点で挙式
・先輩の役割:衣装コーディネーター
→ウエディングドレスやタキシードの紹介

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観
目の前の人を支援する、人に何かしてあげたい

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時
お客様に「優柔不断だけれどもあなたのおかげでスムーズに衣装を決めることができた」
と言われたとき

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください
目の前の人を支援する、一生懸命なところは向いているかもしれない


3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力
コツコツ粘り強く続ける力
☆相手の気持ちを想像し共感する力
もっと成長しようと努力する向上心

■なぜその力が必要か?
接客業のため、お客様の気持ちを想像して対応することが必要だから

■大学生活で身についたもので、仕事で生きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?
人のために何かすることが好きという気持ち。
常に相手を思いやって行動することで身に付いた。


☆感想
心から「人のために何かしたい」という気持ちがあるのだろうな、ということが伝わりました。

ちはる②(医師/整形・形成外科/14年目)

1.先輩の仕事

◼︎お仕事先のお客は誰?そのお客さんはどんな悩み・ニーズがある?

主に整形外科、形成外科に来る患者で、救急や消化外科に来る患者も持つ

 

 ◼︎お仕事先では顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?

そのサービスの中で先輩はどんな役割を担っている?

週何回か外来として複数の病院に勤務し、診療、手術をしている。

個人で動くので、上司・部下を持たず、初めて赴く病院に行った時も、長年勤務している現地のスタッフを指導できる立場にある。

 

2.この仕事で満たされる価値観

◼︎先輩の価値観

自分が仕組みを作る

 

 ◼︎仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

①自分の裁量が大きい

医師という仕事は資格を持っているだけで裁量を持つことが出来る。

自分のやりたいことをやって、他人から評価されたとき。

②自分のやった仕事が、個人の評価になる

 企業に勤めている場合、自分のやったことは企業の評価になると思うが、医師としてやった仕事は個人の能力が評価されるから。

 

◼︎あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスを持ってください

他人の評価が必ずしも自分が本当にやりたいことをやった結果によるものだとは限らない。

他人に評価されることが目的になってしまうと疲れてしまうので、相手の評価軸の中で、自分のやりたいことと相手から評価されることが一致するところから考えることが大事。

 

3.この仕事に必要な能力

◼︎この仕事に必要な能力

①専門知識、専門的思考(科学的に状況判断)=科学者としての能力

②臨床家としての全体を考え、責任を取る力、現場を作る力

③人格者としての能力

 

◼︎なぜその力が必要?

まず①が必ず必要。少々患者から嫌われたとしても、科学者として適切な判断をしていれば良いから。

②は、患者の社会的背景を考えたり、病院の設備、お金、時間等、限られた中でいかに診療するかを考えることが必要だから。

③は、患者の価値観や立場を考える力、患者に「人」として接する力が大事だから。

ただし、③だけ備えていてもそれはただの傾聴家であり、患者に好かれて科学的判断が出来ないのは問題。

 

◼︎大学生活で身についたもので、仕事で活きている力は?またそれはなぜ身についたのか。

友人、恋人など人間関係を通して、相手の「本音」を考えること

多人数対多人数だと、関係をごまかせるが、特に恋愛は1対1の関係なので、自分の中で逃げ場がない。喜びも、悲しみも大きいリスクの高いコミュニケーションをとることで、相手の「本音」を考えた。「本音」が分からないと、相手を理解できない。

利害関係がない場合は、必然的に相手の本音を考えるが、仕事は利害関係の外側に「本音」があるので、これが分かりづらい。しかし、これを無視したら人間関係が崩れる。

患者のこと、スタッフの「本音」を考え、相手を理解しよう心がげている。

 

◼︎感想

医師という個人の裁量権が大きく、資格を持っているだけで裁量が得られる仕事は、企業での働き方とは異なると感じました。

相手の「本音」はどこにあるのか考え、相手を理解しようとする姿勢は、仕事においても私生活においても、人とコミュニケーションを取る上で必要な姿勢だと思いました。

★取材者:ちはる

かほ①(公務員/市役所勤務/26年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

一般住民:証明書交付、各種届出・申請、各種行政相談、納税、転出・転入等の届出

ニーズ:自治体の行う行政サービスを受けたい、民間企業が行えないサービスを受けたい

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

サービス:行政機関でしか受けられないサービスを提供

企業が行う営利活動には属さない業務

役割:広報事業、情報政策業務を担当

 

2.この仕事で見たされる価値観

■先輩の価値観

多くの人から評価を得る、頼られる、視野を広げる、挑戦冒険する、リーダーとしてみんなをまとめる、良きサポート・アシスト役になる、複雑な問題を整理する、仕組みを作る、目標達成の手助けをする

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

市では行政マネジメントシステムに基づき、業務を行っている。PDCAサイクルを用いて課題を見直したのち、目標値が達成されると、「良きサポート・アシスト役になる」や「複雑な問題を整理する」といった価値観が満たされる。

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているだろうかどうか」のアドバイスをもらってください

私の価値観は「目の前の人を支援する」ですが、先輩には「行政サービス提供上、大切になる価値観ではないか」と言われました。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

課題を見つけて解決策を練る力、コツコツ粘り強く続ける力、皆をまとめるリーダーシップ、状況を冷静に見る力、もっと成長しようと努力する向上心

■なぜその力が必要?

課題・解決策の確認に必要。担当部署として、意見のとりまとめ、集約するためには必要

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

現在の自治体経営は民間ノウハウを導入しているので、公会計制度・マネジメント理論を大学時代に学んだことが活きている。

また会議の進行では、大学時代のプレゼンの経験が活きている。

 

☆感想

一般企業とは異なる業務を行われていましたが、必要となる力は変わらないのかなと思いました。一般住民が相手となる仕事なので、本当に様々な人に対応できる力が必要であると思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆま1(PR業界/5年目)

⒈先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
・PR=Public Relations=関係を作るコンサル・サポートをする

・お客さん:BtoB(経営者や社長、広報部長、マーケティング部長など)、ケースバイケース!!

・悩みやニーズ:会社自体やサービスが認知・理解されていないなど

・世の中を動かすところに携わっている!

 

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?

 そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

・サービス:ヒアリングやメディアトレーニング(メディアを抽出してリスト化/どういうメッセージ・ストーリーを発するべきかを考えて指導する/模擬記者会見を行うなど)

・会社の強み:創立45年にもなるので、その年月で得た経験やネットワーク、人脈などが豊富であること。→クライアントへの提案の質も上がる。

・個人の強み:採用は中途のみ。各業界での経験や知識を持った人があつまるので、とても多様性があること。

 

⒉この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
多くの人から評価を得る・できないことを克服する


■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時
1.多くの人から評価を得る:仕事をする上で、社内はもちろんお客さん(クライアント、担当者だけでなく部長や社長からも)評価されることが大切。お金に見合うorそれ以上の成果を出すことで評価される。

ある外資系の会社で、日本に認知されていない状態であり、メディアにも取り上げられず会社もビジネスも評価されないというクライアントの悩み解決するため、メディアがくいつきそうな切り口を考えて話を出したら週間ダイヤモンドの貴社が興味を示した。半年間で30回ほどのインタビューを重ね、12ページもの特集記事をダイヤモンドでは珍しくポジティブに上げてもらうことができた→クライアントの知名度をあげることに成功して、クライアントの本社・日本法人シンガポールの支社などからの高い評価をもらった。この仕事をしたときに価値観が満たされていると感じた。

 

2.できないことを克服する:PR会社のお客さんは様々!!業界もばらばら。クライアントが世の中に広めてほしいと依頼される新しいサービスをそもそも知らないということも多い。契約が決まってからその業界やシステム・サービスについて勉強をして、限られた短い時間の中でインプット→アウトプットをする。(全体像を読み解く力や、教えてくれる人(専門誌の来記者など)を探す力も大切!)こういった仕事をしているのでこの価値観を感じる。

 

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらって下さい。
・私の価値観は【できないことを克服する/チームで頑張る/リーダーとして皆をまとめる/自分にしかできないことをやる仕組みを作る】


・PR業界に必要な力は持っていると思う。

チームで頑張る:個人で動くこともあるけれど、ひとつのクライアントに対してチームで動くこともあり、メンバーと自分の関係が築けていることが大事。

自分にしかできないことをやる:私にしかこれはできません!というのをどれくらいの能力と経験として持っているかが大切。

仕組みを作る:日本の広報体制はあんまりしっかりしていないのが現状。マインドを変えていくこと=経営資源の一つだと思ってもらうことが必要で、そのためには仕組みをつくることは大事。



⒊この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力
素直の人の話や情報を吸収する力・人の話や悩みを聞き出す力・人に可愛がられる好かれる力、情報収集分析能力

 

■なぜその力が必要?

先輩の会社は、ものを売っているわけではなく、形のないもの(サービス)を提供している。コンサルとして問題を解決するためには情報収集する力とそれを分析する力・関係構築能力・人間観察能力が必要になるから。

 

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

1.課題を解決する力:少林寺拳法部で、早慶戦に勝つためには?どうやったら強くなれる?どうやったら後輩がもっとうまくなれる?というのを常に考えていたから。ノートにまとめて原因分析をしたり、客観的に見つめたりしていた。今でも、仕事において交渉がうまくいったときとそうでないときのをそれぞれ手帳にメモをしている。

2.人間関係構築力(助け合う力):部活・学制生活全般で。やめようと悩んでいる子がいたり、お互いに助け合い、話を聞き合った。連帯感も学んだ。それは仕事でも生きてくる。

3.体力:部活はもちろん、ゼミ合宿で徹夜で行ったディスカッションや討論などでも体力がついたと思う。ゼミはPRのゼミで、お題が与えられて半年間チームでプレゼンを作るためにディスカッションなども行った。



★感想
PR業界に関して広告系をイメージしていたけれど、実際には全然違ったことに驚きました。またBtoBであるため、わたしたち消費者側からはあまり認知されていないが、企業などにとってとても重要な役割を持っていることがわかりました!

 

★取材者:ゆま

ゆま2(総合商社/3年目)

⒈先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

・先輩のお仕事:物流会社(本社から出向している形)

・お客さん:BtoB(いまはユニクロがお客さん) 

 

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?

 そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

・輸入に関わる手続き/トラブル解決などのサービスを提供している

ユニクロがわからない輸入に関する知識を提供する役割を担っている。

・サービスの質は良い

 

⒉この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
多くの人から評価を得る・頑張っただけ稼ぐ・チームで頑張る・リーダーとして皆をまとめる・仕組みをつくる


■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時
スペインから取引先が来日して接待するとなったとき、先回りしてお店のメニューを全部英訳したらお客さんが喜んで記念に持って帰ったとき。

→期待を上回ることができて、評価された

 

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらって下さい。
・私の価値観は【できないことを克服する/チームで頑張る/リーダーとして皆をまとめる/自分にしかできないことをやる仕組みを作る】

・一人一人が社長になる意識が必要→リーダーシップ、チームで動く力が必要

・努力家だから何でも乗り越えられそう!

 

⒊この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力
自分の頭で考え決断し行動する力・素直の人の話や情報を吸収する力・解決策を練る力・皆をまとめるリーダーシップ・困っている人を助ける面倒見力 

 

■なぜその力が必要?

・チームで動いているから

・出向者の立場であり、チームをまとめる必要があるから

・まだ若手だから

 

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

・留学して論文を書くことが多く、ロジカルシンキングが身に付いた

・部活であきらめないメンタルを得た


★感想

物流の流れについて図なども書いて説明してくださり、 とてもわかりやすかったです。商社はすごく幅広い事業を行っていて、具体的な仕事に関してあまり理解できていなかったけれど、少なくとも物流に関しては理解できたと思います!

 

★取材者:ゆま

だい1(ガーデンデザイナー/17年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:心地よい庭園やスペースを設計したいと考えている自治体や企業あるいは一般の方

ニーズ:リラックスできる空間をつくりたい

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

サービス:心地よい空間の設計と設営

役割:庭空間の設計と提案/必要な植物の仕入れや植え込み

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

【承認系】優しさや誠実さなど人柄を評価される

【協業系】1人でコツコツやる

【提供価値系】感性やクリエイティビティを活かす/手や体をうごかす/ユーモアや笑いがある

【安心系】家族や日々の暮らしを大切にする/リラックスできる時間は重要

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

「頼んでよかった」といってもらえるときが何よりもしあわせ。自分の人柄や能力が役に立ってよかったと感じる。

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているだろうかどうか」のアドバイスをもらってください

【承認系】頑張っただけ稼ぐ→頑張りは「形」になる

【協業系】自分しかできない事をやる→自負や自尊は創造性の源

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

■なぜその力が必要?

コツコツ粘り強く続ける力→企画から完成まで長い時間と多くの労力を要し忍耐が必要

新しいものを作る想像力→同じものの繰り返しだけでは緩やかに停滞する

人の話や悩みを聞き出す力→顧客の要望に適わなければ意味がない

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

目に映る世界を辛抱強く観察する力

事象や文献をじっくり読み込み物事を整理し人に伝える力は、大学生活で苦しんだ課題から身に付いた。

 

■感想

クリエイティブな仕事ではありますが、自分善がりの感性や感覚は必要とされていないんだなと思い直しました。

「多かれ少なかれ働いた対価を得る限り、相手やクライアントの要求に適う価値を提供する必要がある。」

この言葉が重く残りました。

 

取材者:だい(3年)

だい2(百貨店/販売員/5年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:自社ブランド製品を購入する人

ニーズ:ファッションを楽しみたい/コレクトしたい/プレゼントしたい

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

サービス:自社ブランド製品の発信/販売

役割:店舗での販売

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

【承認系】頑張っただけ稼ぐ

【提供価値系】手や体をうごかす/ユーモアや笑いがある

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

給与明細を見たときに「今月も頑張ろう」と思える

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているだろうかどうか」のアドバイスをもらってください

【承認系】頑張っただけ稼ぐ→頑張れば稼げるわけではないが稼ぐためには頑張る必要がある

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

■なぜその力が必要?

素直に人の話や情報を吸収する力→素直でいることで学びがある

人の話や悩みを聞き出す力→楽しい会話はリピートに繋がる

人に可愛がられる力・好かれる力→気に入られてナンボ

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

数多くの人や物事と次々に向き合う力。様々な業界に進んだ友人・知人がいることも大きい。

 

■感想

某有名ブランドの小売店舗で働く方にインタビューを行いました。

「一喜一憂していたら仕事になんないよ」との言葉が印象的でした。

人の表情や身なりの細部まで気に掛ける仕事でありながらも、自分の心の浮き沈みにはタフでいなくてはならないんだなと学びました。

 

取材者:だい(3年)

かほ②(アパレル/店長職/3年目)

 

1.先輩の仕事

■会社のお客はだれ?そのお客はどんな悩みニーズがある?

お客:消費者(学生・OL・外国人観光客)

ニーズ:流行の服が欲しい、自分に似合う服が欲しい

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービ提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

・お客様の話を聞いて一緒にほしいものや似合うもを考える

・他社と比べて、アットホーム感を出してることが強み(コンセプトはセカンドホーム)

・オリジナルデザインが多いことが強み

・割と価格帯は高め

手書きのDMを書いている

・店長としてレイバーコントロール、予算管理も行っている

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

気心の知れたメンバーに理解される、優しさや誠実さなど人柄を評価される、出来ないことを克服する、挑戦・冒険する、チームで頑張る、良きアシスト・サポート役になる、尊敬する人がいるかが大事、手や体を動かす、ユーモアや笑いがある

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じるとき

本社から一番に期待されていることは、売上予算の達成。そのために他のスタッフを教育する。スタッフの接客技術が向上し、全国2位の予算達成率を記録した。その時に「チームで頑張る」価値感が満たされた。

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスを貰ってください

私の価値観は「目の前の人を支援する」ですが、「お客様第一の仕事だから、この価値観が活かせるのではないか」と言われました。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

コツコツ粘り強く続ける力、素直に人の話や情報を吸収する力、人の話や悩みを聞き出す力、負けず嫌い力、人にかわいがられ・好かれる力、辛いときもここからがんばろうと思えるプラス思考力

■なぜその力が必要?

狭い職場であるから、素直に上司の話を受け止める能力が必要

負けず嫌いに粘って接客してこそ予算達成につながる

■大学生活で身についたもので、仕事に活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

ファッションショーのリーダーを経験したことで、チーム全体をまとめる力がついた。

 

☆感想

本社と消費者をつなぐ仕事の難しさを感じました。ただ数字を追いかけていても売上には繋がらず、目の前のお客様一人一人に共感する力が必要だと思いました。

 

 

 

 

かな②/治験業界・CRA/2年目

1.先輩の仕事

■先輩のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客は製薬会社の製薬部門

薬は、薬のタネを見つけ、非臨床試験(動物)、臨床試験(人に投与)、国の承認を経てようやく販売される。お客の悩みは臨床試験の際にかかる人件費が高いこと。

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?

  そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

臨床試験で必要となるモニタリング業務(CRA)や、その後のデータの集積・解析業務などを、製薬会社から受託している。

他社と比べ、“質”を強みにしている。商品はないため、すべて人の質にかかっている。そのため価格は他社と比べ高い。

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

頼られる、優しさや誠実さなど人柄を評価される、尊敬する人がいるかが大事、目標達成の手助けをする

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じるとき

「目標達成の手助けをする」に関して、まだ達成とまではいかないが、新薬をつくりあげるまでの1つ1つの過程に自分が関わって、少しずつ進展していっているのが感じられ、目標達成まで頑張ろうという気持ちになる。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

自分の頭で考え決断し行動する力、素直に人の話や情報を吸収する力、人の話や悩みを聞き出す力、相手の気持ちを想像し共感する力、もっと成長しようと努力する向上心、人にかわいがられる・好かれる力、つらい時もここから頑張ろうと思えるプラス思考力、困っている人を助ける面倒見力

■なぜその力が必要?

「相手の気持ちを想像し共感する力」について

モニタリング業務の場合、製薬会社から受託し、その内容を病院で治験を行う医者うあ医療関係者に伝える。間に挟まれる立場となるため、どちらの気持ちも理解しようとしなければうまくいかないから。

■大学時代で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

オーケストラという集団の中で演奏会に向けて音楽をつくりあげるという経験をしたため、1つの目標にむかって取り組む力が身に付いた。

 

★感想

あまり身近な存在ではない治験のお仕事について伺いましたが、大勢の人の気持ちをくみとることがとても重要な職業であり、その力は普段の学生生活でも意識していたらのびる部分だと思うので必要な能力の面では少し身近に感じました。また、専門的な知識が豊富でないといけないなと思いました。

かほ①(化学メーカー/6年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客様は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

主にアジアの電気メーカー(BtoB)

メインは台湾エリアを担当している。

 

■会社は顧客に対してどんな商品をどうやって提供している?先輩の役割

携帯、スマホ、PC、テレビ等の中に入っている一部の工程材や部材。

営業の役割は、顧客と自社工場との間に立って商品の企画販売をすること。

基本的にお客様のニーズに合わせてカスタマイズしていく提案型で、決まった既存の商品はあまりない。

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

頼られる / 優しさや誠実さなど人柄を評価される / 挑戦・冒険する

「日本のものを海外に広めたい」

「まずはやってみないと分からない」

 

■満たされていると感じる時

はじめはどんなに一生懸命説明しても、誰も動いてくれなかったが、普段からのコミュニケーションを通して、自分を売り、理解してもらうことで動いてもらえたとき。

お客様が成長し、結果的に自社の利益にも繋がったとき。

 

■アドバイス

チームで頑張る / できないことを克服する

・営業の仕事は一人だけの責任ではないことが多い。いろんな人を巻き込んでやるものなので、是非やってほしい。

・お客様に説明するためには、さまざまな知識が必要になる。勉強は必要だが、やっていくうちに興味は出てくるはずなので、学習意欲が高い人には向いていると思う。

 

3.この仕事に必要な能力

■能力

自分の頭で考え決断し行動する力 / 人の話や悩みを聞きだす力 / 与えられたものをやりきる責任感

 

■なぜ必要なのか?

提案営業なので、お客様のニーズを聞き出すことが必要不可欠。またそれを自社工場に作ってもらうためには、ただ説明するだけではなくいかに利益に繋がるかというストーリーを伝えるのが営業の腕の見せ所。

いかに情報を引き出すか、それをどう伝えるか、両者をどう調整するかを自分で考えることが求められる。

 

■大学生活の経験から

2度の留学経験。自分で求人を探し、アポイントを取り、仕事を探した。

壁にぶつかった時でも、諦めずに行動する力や目的に合わせてアプローチを考える思考は現在も役立っている。

 

-感想-

メーカーであっても、人と交渉するうえでは(商品だけでなく)やはり人間力が求められるということを再認識しました。

また学生時代にやっておくべきことは?と伺ったところ、「やりたいと思ったことで、実現可能なことは、やっぱりやっておくべき。いろいろな理由をつけてやらない人が多いとは思うけれど、絶対になんとかなる!」とのお答えを頂き、とても印象に残りました。

 

はるな(公認会計士/15年目)

はるな(公認会計士/15年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:経営者

ニーズ:経営側の話が分かる会計士の話を聞いてほしい

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

サービス:信頼が商品

役割:自社の経営、相談に乗る

 

2.この仕事で見たされる価値観

■先輩の価値観

共感できること

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

共感が得られる相手とのみ仕事をするようにしている

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているだろうかどうか」のアドバイスをもらってください

時間と空間を越えた育むことへの仕事が向いている

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

■なぜその力が必要?

信頼を得ること。

信頼と信用は違う。信頼→いてくれることをありがたく思ってくれる。(行為)信用→用をなす(存在)仕事ができるようになることは信用であるが、その仕事は信頼がなければ成功しない。

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

周りの応援してくれる仲間。人とのつながり。

■感想

公認会計士の方にお話を伺いました。

大学卒業後、音楽がやりたいと思い音楽の専門学校に進学するが、その学校が廃校。アルバイトをしていたマクドナルドで店長になる。店長時代マネジメントに興味を持ち、公認会計士の資格を取ることを決意。仕事の時間の合間に勉強を続けていたそうです。

実際にマネジメントをしていた実務経験が今の仕事の説得力につながっているとおっしゃっていました。

常に自分が納得できることをやることを選択すること大切だと思いました。

 

 

取材者:3年 はるな 

りぶん(大学嘱託職員/課外活動棟管理/2年目)

  1. 先輩の仕事
  • 会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

    大学と学生。
    学生の課外活動は、学生の自主性を育成するという意味でひとつの教育であり、大学は、学生の課外活動をサポートしている。一方で、課外活動はその大学の活動ととらえられることも多く、それらの管理する必要がある。
    学生は、自分たちの学生生活を充実させるために課外活動を行う。そのためには、活動場所や活動費の確保などを行わなければならない。
  • 会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?
    そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

    大学は、課外活動援助として、奨学金制度や課外活動を行う場所の提供を行っている。
    先輩は、大学が学生の課外活動場所として建設した課外活動棟の管理を引き受け、学生たちに貸し出している。また、大学に代わって学生たちに対する受付窓口としての業務を請け負っている。
  1. この仕事で満たされる価値観
  • 先輩の価値観

    良きサポート・アシスト役になる、仕組みを作る
  • 仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

    課外活動場所の不足は慢性的にある問題で、それから派生する問題はなかなか解決しないが、今は少しずつだが進み始めた、仕組み作りの一歩が踏み出せているという実感がある。
    また、日々の業務が回ることは、ちゃんと学生のサポートが出来ているなという実感につながっている。
  • あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください

    私の価値観は「良きサポート・アシスト役になる、目の前の人を支援する」なのですが、先輩には、
    「一緒に仕事をするなかでも、この仕事には向いているかなと思うな。ただ、君は几帳面な方だから、比較的ゆるゆるやっているこのキャンパスは向いてないかも(笑)」
    と言われました。
  1. この仕事に必要な能力
  • この仕事に必要な能力

    状況に応じて行動を変える臨機応変さ、与えられたものをやりきる責任感、自分の頭で考え決断し行動する力
  • なぜその力に必要?

    課外活動棟の受付での仕事で、大学の職員さんたちの目が直接届かないところで仕事をするので、自分一人で問題を解決していかないといけない。
    そのために、臨機応変さや仕事をやりきることということが求められる。
  • 大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?

    通っていた大学が、それなりに大きな大学で、程よくほったらかしにされる環境だった。だから、自分でやらなきゃいけないことややってみたいことを見つけてやっていかないといけない。
    その中で生活したことで、この仕事に必要な能力をつけるのに役立ったのではないか。
  • 感想などあれば
    いつもアルバイトでお世話になっている先輩にインタビューを行いました。
    気さくにお話ししていただいて、私も楽しんでインタビューが出来ました。
    いつもの仕事ぶりを評価していただいたのは嬉しかったです!(笑)

えりな①(自動車業界/12年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客様は誰?そのお客様はどんな悩み・ニーズがある?

お客様:販売店(ディーラー)

悩み・ニーズ:売り上げを伸ばしたい!

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

外資系自動車会社の日本法人なので、自分たちで車をつくっているわけではない。→自動車卸売業(インポーター):海外でつくった車を輸入し、それを販売店に売ってもらう。

会社は、車やその部品を販売会社に売ってもらうためのサービスを提供している。例.カタログ、HPなど

先輩は、顧客満足度をあげるためのお仕事をされている。具体的には、ディーラーの質の均質化やセールスプロセスの強化に取り組まれている。

 

2.先輩の価値観

■先輩の価値観

多くの人から評価を得る、頑張っただけ稼ぐ、視野を広げる、尊敬する人がいるかが大事、複雑な問題を整理する、感性やクリエイティビティを活かす、家族や日々の暮らしを大切にする

■この仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じるとき

社内外の人からニックネームで呼んでもらえる

→周囲の人と良い関係を構築できている、仕事においても評価されていると考えられる⇒総合的に評価されている!

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観はこの仕事に向いているかどうか」のアドバイスをもらってください

仕事をはやくて緻密に行う→営業のバックオフィスなど実績のデータとかをを出すような部署は、速さ・正確さが求められるから向いてるのでは。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

自分の頭で考え決断し行動する力、課題を見つけ解決策を練る力、コツコツ粘り続ける力、与えられたものをやりきる責任感、もっと成長しようと努力する向上心、人に可愛がられる・好かれる力

■なぜその力が必要?

自分の頭で考え決断し行動する力

・自分で考えていないと解決策が出せない

・背景や理由などを考えながら行動することが大事

・仮説を立てて検証する→どの仕事にも共通

■大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?

ホスピタリティ→サークルで身についた。こうしたら全体が良くなるだろう!と考えながら行動していた。

たくや②(飲食/自営業/約30年目)

■会社のお客さんは

仕事帰りのサラリーマンがメイン。

具体的には40~60代のおじさんが多い。

男性割合が85%ほど。

 

■顧客に対してどんなサービスを提供しているのか

飲食物の提供。ただ印象的であったのは

「メインのサービスは飲食物の提供かもしれないが、お客さんの話を聞いてあげること、お客さんとコミニュケーションをおこなうことも重要なサービスの一つだ」と言っていたことだった。

 

■仕事をしていて価値観が満たされていると感じるとき

そもそもの仕事をはじめようと思った理由が「藤沢駅の前にあった焼き鳥屋さんのつくねが今まで食べたことがなかったくらいにおいしかったから」だそう。

そこで、その店に幾度となく通い、そのつくねと同じ味が出せるようにしたらしい。

そういった背景からマスターの仕事上での価値観は

「自分が納得いくものをつくりあげる」。

店が始まり30年近くがたち、様々なメニューが登場してきたが、店の起源であるつくねがたくさんでることが、何よりうれしい瞬間というとであった。

 

■私の価値観に対して

私は「自分の納得できる商品、サービスを扱う仕事がしたい」と伝えたところ

似ているかもしれないということであった。

自営業かサラリーマンかというフィールドは違えど、その思いを持ち続け、自社に誇りを持ち続けて働いてほしいということだった。

 

4年たくや商学部

 

かほ②(都市開発/7年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客様は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

都、独立行政法人、企業など。

鉄道や公共施設を再編して、快適なまちづくりをする。

 

■会社は顧客に対してどんな商品をどうやって提供している?先輩の役割

土地を所有する企業や行政と協業し、開発計画を決める。

構造物の設計計画と現場の作業が計画通り進んでいるか、安全が確保されているか、といった一連の管理を行っている。プロジェクト自体の規模が大きいので、役割分担をしながら、チームとして組織として動いている。

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

ダイナミックなものを創り出したい

 

■満たされていると感じる時

これだけ大きなプロジェクトに関われるのは、社内でもわずかなので、その点がやりがいを感じられるところ。

ただ実際には長い時間をかけて小さなことから積み上げていく仕事なので、進捗状況などは目に見えづらい。

 

■アドバイス

チームで頑張る / できないことを克服する

・チームという点では社内でチームで動くだけでなく、社外の関係者も沢山いるので各方面の関係者との意思疎通が大事になってくる。

 

3.この仕事に必要な能力

■能力

コツコツ粘り強く続ける力 / 状況に応じて行動を変える臨機応変さ

 

■なぜその力が必要?

大きなプロジェクトとはいえ小さなことの積み重ね。またいろいろな方面の人と調整するのが仕事とも言えるので、様々な場面で密な情報共有や手続き、相手から承諾を得たりということが必要になってくる。そうした細かいことでも抜け漏れると大きな問題になり兼ねないので、コツコツ続ける姿勢や臨機応変さが大事。

 

■大学生活の経験から

専門が土木だったので、そのまま知識が活きるという訳ではないが、取っ掛かりはつかみやすい。

また、はじめからまちづくりに興味があったわけではなく何となくのイメージから入った。学生のころは何をすると役立つか、どんな経験をするといいか等、直結する答えやルートを探しがちだけれど、意外と何がきっかけになるかは分からない。よく分からなくてもいいから、今やっていることを楽しんで、経験を蓄積していけばいいと思う。

 

-感想-

都市開発というと影響力も大きく、どちらかといえば派手なイメージでしたが、そのプロセスはかなり地道なもので、その分成果が見えづらいという新たな気付きがありました。

今後やってみたいこととして、自分が動かしているという実感のあるような「小さいことがしたい!」と仰っていたのもこのお仕事をされているからこそ

みねこ②飲食店オーナー/10年目

1.先輩の仕事 

■会社のお客様は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

子どもから大人まで

特に会社員(男性)

気軽に飲み食いしたい

子どもでも食べられる料理

宴会、サプライズがしたいなど様々

 

■会社は顧客に対してどんな商品をどうやって提供している?先輩の役割

気軽に入りやすい雰囲気づくり

価格をおさえたメニュー

アットホームな接客指導

臨機応変な料理の提供

新しいメニューの開発

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

頑張っただけ稼ぐ/自分の頭で考え決断し行動する力/コツコツ粘り強く続ける力/未知のものに挑戦する力/状況に応じて行動を変える臨機応変さ

 

お客さんは選べない。自分は最大のパフォーマンスをするのみ。

毎日が同じ事の繰り返しのように見えるかもしれないが、飽きられない店にするための工夫は必要。そして、味だけでなくお客さんとの会話も楽しんで「また会いたい」と思ってもらえるように心がけている。今では、常連客がかなり増えた。

 

■満たされていると感じる時

お客様に「美味しかった」「また来るね」といっていただいた時

インド人の常連のお客さんが、スーパーで見つけた安いカブを大量に買ってきてくれた時。「ママ、これ安かったから料理に使ってね!お金はいらないから、いつもありがとう。」といってくれたときは涙が出そうだった。

普段、ベジタリアン用の料理を作ってあげているからだと思ったがそんなお客さんはなかなかいない。当たり前に接客を受けている人ばかりである。

 

■アドバイス

自分は、このハタケでしか生きていない。

「なんのために大学までいって勉強しているのか」考えたが良い。目的もないのなら行く意味は無いと思う。やりがいを感じない会社では働かない方がいい。

福利厚生もきちんとみるべき。

 

3.この仕事に必要な能力

■能力

自分の頭で考え決断し行動する力/手や体を動かす/臨機応変さ/責任感

 ■なぜ必要なのか?

お客さんの満足度を高めるためには必要不可欠。

自分がいなければ店が成り立たないので責任感は常に感じている

オーナーも兼任しているので意思決定も全て自分で行っているから

 

-感想-

会社で働く人とは異なる価値観を感じた。

正義感に満ちあふれており「生」を感じた。お給料は、自分で稼ぐ先輩は全てを自分で行わなければならない。経営者でありながら、一人の調理人である。自らの経験から、会社で働くことの注意点も教えてくれ非常に有意義な時間となった。

 

 

★取材者:みねこ(法4)

 

 

あつし(銀行員/営業/2年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:個人のお客。(やや富裕層)

ニーズ:将来に向けてのマネープランを知りたい、余剰資金の用途に困っている

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

サービス:運用商品(投資信託)、住宅ローン、保険、預金 (ほか多数)

どうやって:ニーズのヒアリング→関係構築→商品の紹介

                   顧客のニーズを明確に把握して、合う商品を紹介しなければならない。

役割:関係のスタートから、商品の提供まで顧客に寄り添って考える。

        メガバンクはどこの商品の似たり寄ったりなので、信頼を築くことが大事。

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

優しさや誠実さなど人柄を評価される。

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

自分より年上の顧客から信頼されて、商品を喜んでくれたとき。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください

「チームで」という価値観を持つ人は、対法人の営業のほうが向いている

「人柄を評価される」ことに喜びを感じるなら、あっているかも。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

人の話や悩みを聞き出す力

■なぜその力が必要?

人のニーズを把握し、頼られないと商品を買ってもらえないから

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

塾講:この子は何がなぜできないんだろう→解決へ

サークル・ゼミ:多くの人とかかわることで、関係構築力が身に付いた

 

☆感想

銀行員というと堅苦しいようなイメージを勝手に抱いていたのですが、人との信頼関係を見事に構築している先輩は今まで想像していた「銀行員」とは違う活躍をしていました。

 

 

 

えりな②(金融業界/銀行/1年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客様は誰?そのお客様はどんな悩み・ニーズがある?

お客様:個人から企業まで。

悩み・ニーズ:法人の場合、融資がメイン。事業承継とか、M&Aとか企業全体の経営に対する悩みに応える。

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

総合職なので、法人を担当する。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力。なぜその力が必要?

・自分の頭で考え決断し行動する力、課題を見つけ解決策を練る力

→潜在的な悩みを第三者だからこそ見つけてあげないといけない。見つけるだけじゃなくて、考えて提案することが求められる。

・素直に人の話や情報を吸収する力らヒトの話や悩みを聞き出す力

→お客様の話をちゃんと聞くことから関わり合いは始まるし、話を聞かないと相手が求めてるものに応えられない。

・与えられたものをやりきる責任感

→絶対やりきるって気持ち持ち続けないと、銀行員の仕事は一つずつは地味なことの積み重ねだから達成できない

・もっと成長しようと努力する向上心

→上の年次の人たちも常にいろんな勉強してるような感じがする。

・人に可愛がられる、好かれる力

→お金に関する情報を扱う訳で、そんな重要な情報を教えてもらうってことは相当な信頼を得る必要がある。

そのためにはまず、可愛がられることが大事。

■大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?

・人前できちんと話すこと、考えを伝えること

→サークルで人前で話す機会が多かった。自分の考えを、まとめて話すの最初は苦手だったけど、慣れたせいか今は出来るようになった。

あつし(製粉メーカー・営業・3年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:BtoB

        大きいとこだとパン屋、製麺会社、お菓子会社

        小さいとこだと町のパン屋、製麺会社、お菓子会社

ニーズ:安定供給、品質の安定

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

サービス:小麦粉

どうやって:大企業:直接 中小規模:問屋を介しての営業

役割:営業(経営にまで入り込んだやり取り・提案)

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

仕組みを作る

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

お客様向けの講習会(ex.パンの作り方講座)等で理論・技術をお客に伝え、その後の受講者の反応が良かったとき。

■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください

「人柄を評価される」ことは何をするにしても活きてくる。社内でも、社外でも。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

自分の頭で考え決断し行動する力

■なぜその力が必要?

上司に相談するときであっても、論理的に自分の考えをまとめることが大事。「上司を説得」することが活躍につながる。

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

部活・サークル:上下関係に対応する能力、環境に順応する能力

 

☆感想

提供型営業は、今自分がプロジェクトで学ばせていただいていることなので、とても興味深かったです。

しょーご(コンサルティング6年目)

⒈先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

・BtoB(課題を抱えた企業)

・経営課題を解決できないから、第三者の視点で解決してほしい。 

 

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?

 そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

・部下が集めてきた情報を分析する

・商品は「提案」

 

 

⒉この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
多くの人から評価を得る・頑張っただけ稼ぐ・チームで頑張る


■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

クライアントの期待を超えることができた時 

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらって下さい。
・コンサルは多様性が重要なので、どの価値観が向いているとかはわからない。

 

⒊この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力
自分の頭で考え決断し行動する力・解決策を練る力・皆をまとめるリーダーシップ 

 

■なぜその力が必要?

・課題解決が仕事だから

・PJメンバーは少ないので、全員がリーダーシップを発揮することが大切。

 

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

・対人能力。結局相手に好かれて、伝えられないと何にもならないから。

・旅行先で徹底的に人に話した。


★感想

課題解決することの大切さをしった。正直、他者のためにここまで自分の生活を削って働くことができるのかわからなかった。多分無理だと思った。

 

★取材者:しょうご