まこ①(保険/2年目)
1.先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
保険会社なので、顧客自体は消費者全員。会社自体は共済なので、生命保険も損害保険も扱っている。お客さんはより安価、またはより良い保障内容を求めている。
■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?
同じ系列会社の中に銀行もあるので、そういった他の分野とも補完し合いながら運営しているところは他社との違いかもしれない、とのこと。
全国本部の中の生命保険企画を担当する部署にいる。作った新企画を商品として売り出すまでには国の役所の認可が必要なため、いかに役所から認可をもらうかが苦労するところ。
また、実際に決まった新商品を全国の店舗に導入する前に研修が開かれ、その場で各都道府県の責任者に対して新商品の説明をするなどの講師的な役割も担っている。
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
/気心の知れたメンバーに理解される/やさしさや誠実さなど人柄を評価される/チームで頑張る/多くの人を変える/仕組みを作る/
■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じるとき
「チームで頑張る」…役所の人との話し合い(先ほどあった役所の人の認可をもらう場面)をした場面。部署の課長らと先輩の4人で新商品説明を行ったのだが、基本的な箇所の説明から一番肝心の箇所説明をそれぞれ分担し説得していった。チームでやっているなと感じた場面だった。
■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイス
保険という市場はある程度飽和しているという面もあるので、わたしの「感性やクリエイティビティを活かす」という価値観は、規格を担当する部署にとってとても大事なので、いいのではないかとおっしゃっていました。
3.この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力
ほとんどすべて当てはまるが、特にコツコツ粘り強く粘り強く続ける力。
■なぜその力が必要なのか
保険という目に見えない無形のものを扱う難しさがあるから。また、契約書を作成していく中で多くの法律や税制が絡んでくるので、それも扱わなくてはいけないところがひと苦労するから。
■大学生活で身についたもので、仕事に活きている力はある?
三田論や卒論を共著という形で作成したのだが、設定したゴールにどうやって近づくか、逆算しながら取り組んだり、それぞれがどのように役割分担していくのかを考えながら行ったことが今にも活きているように思う。
■感想
保険のような目に見えない商品を作る、売ることってやりがいもすぐに得られるものではなさそう。ただ、やはりチーム力というのが仕事でも重要なんだなと改めて思った。