職種×価値観調査

慶應大学商学部牛島ゼミにて、各職種に就く社会人がどのような価値観で仕事を行っているか調査したレポートです。【学生みなさまへ】価値観カテゴリーが1記事に対して複数つけられることが分かったので、複数カテゴリ付けを奥居の方で修正しています!新規登録時は、先輩の価値観を全部カテゴリ付けしてください

かほ①(公務員/市役所勤務/26年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

一般住民:証明書交付、各種届出・申請、各種行政相談、納税、転出・転入等の届出

ニーズ:自治体の行う行政サービスを受けたい、民間企業が行えないサービスを受けたい

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

サービス:行政機関でしか受けられないサービスを提供

企業が行う営利活動には属さない業務

役割:広報事業、情報政策業務を担当

 

2.この仕事で見たされる価値観

■先輩の価値観

多くの人から評価を得る、頼られる、視野を広げる、挑戦冒険する、リーダーとしてみんなをまとめる、良きサポート・アシスト役になる、複雑な問題を整理する、仕組みを作る、目標達成の手助けをする

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

市では行政マネジメントシステムに基づき、業務を行っている。PDCAサイクルを用いて課題を見直したのち、目標値が達成されると、「良きサポート・アシスト役になる」や「複雑な問題を整理する」といった価値観が満たされる。

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているだろうかどうか」のアドバイスをもらってください

私の価値観は「目の前の人を支援する」ですが、先輩には「行政サービス提供上、大切になる価値観ではないか」と言われました。

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

課題を見つけて解決策を練る力、コツコツ粘り強く続ける力、皆をまとめるリーダーシップ、状況を冷静に見る力、もっと成長しようと努力する向上心

■なぜその力が必要?

課題・解決策の確認に必要。担当部署として、意見のとりまとめ、集約するためには必要

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

現在の自治体経営は民間ノウハウを導入しているので、公会計制度・マネジメント理論を大学時代に学んだことが活きている。

また会議の進行では、大学時代のプレゼンの経験が活きている。

 

☆感想

一般企業とは異なる業務を行われていましたが、必要となる力は変わらないのかなと思いました。一般住民が相手となる仕事なので、本当に様々な人に対応できる力が必要であると思いました。