ちはる①(公認会計士/15年目)
1.先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
お客:個人経営の会社、小規模の会社
悩み、ニーズ:経営側の話が分かる会計士に話を聞いて欲しい
会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供な中で先輩はどんな役割を担っている?
経営の相談に乗ったり、コンサルティングをしたり、決算書を作っている。過去にマクドナルドの店長として働いていたので、実践的な経営知識+資格取得による会計知識を生かして話を聞き、アドバイスをする。
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
誰かに喜んでもらえるように頑張る
■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時
「信用」ではなく、「信頼」を得たと感じたとき。
「信用」は、人の行為を信じること、「信頼」は人の存在を信じること。
効率よくリターンを得る=大成功、地位、名誉、称賛を得る=信用
信頼を得られるような頑張りをするためには、出世等自分のために頑張るのではなく、誰かに喜んでもらえるように頑張ることが大事。
■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているか」のアドバイス
「目の前の人を支援する」…誰に、どんな形で、自分がもらったものを返すのか。
何かをしてもらった人だけに返すのではなく、別の人にも与えること、それが社会というもの。他者がいるから自分がいる、その社会性の中で自分がどう動いていくか
3.この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力
課題を考え解決策を練る/人の話や悩みを聞き出す力等
■なぜその力が必要か
誰かに喜んでもらうには、まず人の話を聞いて、その人が自分に何を求めているのか、何に悩んでいるのか理解する必要があるから。またその人が求めているものを実現するためにアドバイスする必要があるから。
■大学生活で身についたこと
本をたくさん読んだことで、信用と信頼の違いについて考えるようになったこと
■感想
色々なありたい姿の中に、「自分の心が求めているもの」は何だろう?
「自分は何を求めているのか」を問い続けることが大切だという話が印象的でした。
私も「信用」を得る働き方ではなく、「信頼」を得るような働き方をしたいと思いました。
★取材者:ちはる