みねこ②飲食店オーナー/10年目
1.先輩の仕事
■会社のお客様は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
子どもから大人まで
特に会社員(男性)
気軽に飲み食いしたい
子どもでも食べられる料理
宴会、サプライズがしたいなど様々
■会社は顧客に対してどんな商品をどうやって提供している?先輩の役割
気軽に入りやすい雰囲気づくり
価格をおさえたメニュー
アットホームな接客指導
臨機応変な料理の提供
新しいメニューの開発
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
頑張っただけ稼ぐ/自分の頭で考え決断し行動する力/コツコツ粘り強く続ける力/未知のものに挑戦する力/状況に応じて行動を変える臨機応変さ
お客さんは選べない。自分は最大のパフォーマンスをするのみ。
毎日が同じ事の繰り返しのように見えるかもしれないが、飽きられない店にするための工夫は必要。そして、味だけでなくお客さんとの会話も楽しんで「また会いたい」と思ってもらえるように心がけている。今では、常連客がかなり増えた。
■満たされていると感じる時
お客様に「美味しかった」「また来るね」といっていただいた時
インド人の常連のお客さんが、スーパーで見つけた安いカブを大量に買ってきてくれた時。「ママ、これ安かったから料理に使ってね!お金はいらないから、いつもありがとう。」といってくれたときは涙が出そうだった。
普段、ベジタリアン用の料理を作ってあげているからだと思ったがそんなお客さんはなかなかいない。当たり前に接客を受けている人ばかりである。
■アドバイス
自分は、このハタケでしか生きていない。
「なんのために大学までいって勉強しているのか」考えたが良い。目的もないのなら行く意味は無いと思う。やりがいを感じない会社では働かない方がいい。
福利厚生もきちんとみるべき。
3.この仕事に必要な能力
■能力
自分の頭で考え決断し行動する力/手や体を動かす/臨機応変さ/責任感
■なぜ必要なのか?
お客さんの満足度を高めるためには必要不可欠。
自分がいなければ店が成り立たないので責任感は常に感じている
オーナーも兼任しているので意思決定も全て自分で行っているから
-感想-
会社で働く人とは異なる価値観を感じた。
正義感に満ちあふれており「生」を感じた。お給料は、自分で稼ぐ先輩は全てを自分で行わなければならない。経営者でありながら、一人の調理人である。自らの経験から、会社で働くことの注意点も教えてくれ非常に有意義な時間となった。
★取材者:みねこ(法4)