職種×価値観調査

慶應大学商学部牛島ゼミにて、各職種に就く社会人がどのような価値観で仕事を行っているか調査したレポートです。【学生みなさまへ】価値観カテゴリーが1記事に対して複数つけられることが分かったので、複数カテゴリ付けを奥居の方で修正しています!新規登録時は、先輩の価値観を全部カテゴリ付けしてください

だい1(ガーデンデザイナー/17年目)

1.先輩の仕事

■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?

お客:心地よい庭園やスペースを設計したいと考えている自治体や企業あるいは一般の方

ニーズ:リラックスできる空間をつくりたい

■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?

サービス:心地よい空間の設計と設営

役割:庭空間の設計と提案/必要な植物の仕入れや植え込み

 

2.この仕事で満たされる価値観

■先輩の価値観

【承認系】優しさや誠実さなど人柄を評価される

【協業系】1人でコツコツやる

【提供価値系】感性やクリエイティビティを活かす/手や体をうごかす/ユーモアや笑いがある

【安心系】家族や日々の暮らしを大切にする/リラックスできる時間は重要

■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時

「頼んでよかった」といってもらえるときが何よりもしあわせ。自分の人柄や能力が役に立ってよかったと感じる。

■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているだろうかどうか」のアドバイスをもらってください

【承認系】頑張っただけ稼ぐ→頑張りは「形」になる

【協業系】自分しかできない事をやる→自負や自尊は創造性の源

 

3.この仕事に必要な能力

■この仕事に必要な能力

■なぜその力が必要?

コツコツ粘り強く続ける力→企画から完成まで長い時間と多くの労力を要し忍耐が必要

新しいものを作る想像力→同じものの繰り返しだけでは緩やかに停滞する

人の話や悩みを聞き出す力→顧客の要望に適わなければ意味がない

■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?

目に映る世界を辛抱強く観察する力

事象や文献をじっくり読み込み物事を整理し人に伝える力は、大学生活で苦しんだ課題から身に付いた。

 

■感想

クリエイティブな仕事ではありますが、自分善がりの感性や感覚は必要とされていないんだなと思い直しました。

「多かれ少なかれ働いた対価を得る限り、相手やクライアントの要求に適う価値を提供する必要がある。」

この言葉が重く残りました。

 

取材者:だい(3年)