かおり①(精密化学メーカー/海外マーケティング/2年目)
5月17日インタビュー実施。
1.先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
・お客様は一般消費者。
・悩みとしては、写真データがあふれ、整理が出来ていない。
→写真データを整理してくれるアプリや製品が求められている。
■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?
そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?
・ 先輩の会社は主に三つの事業展開をしている。
①写真やカメラなどのイメージングソリューション
②ヘルスケアやグラフィックシステムなどのインフォメーションソリューション
③オフィスプロダクトやオフィスプリンターなどのドキュメントソリューション
その中のイメージングソリューション事業に携わっているそうなので、その事業部についてのお話を伺った。
・写真データの整理というニーズに応えるために、子育て中の母親に向け、1年間の写真を簡単にまとめられるアプリやアルバムを提供している。
・先輩はそのサービスや商品を海外(主に欧州)に売り込む仕事を行っている。最近では商品企画にも少し携わっているそうです。
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
自分の提案したもの、やりたいことを周りを巻き込みながら実現し、多くの人をハッピーにしたい。
■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時
二つの具体的な経験を話してくださいました。
・イギリスのお客様とうまく契約がとれないときに、東京に招くツアーを組み、密なコミュニケーションをとったことで大きな契約に繋がったとき。
・自分で自発的に企画書を作りプレゼンをして、周りに認められた。そしてそのプロジェクトチームが組まれたとき。
■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」
のアドバイスをもらってください
・チームの中で自分の出来ることを見つけ、それを一生懸命できるというのは大切。その個々の力が集まってチームとしてうまく機能する。
・プランとプランがぶつかることでいいものが出来上がるから、自分の意見や考えを述べることは必要。
③この仕事に必要な能力
◼︎この仕事に必要な能力
・コミュニケーション能力
◼︎なぜその力が必要?
・自分の部門だけでなく、技術部門など多くの部門の人たちと協力しないと企画が成り立たない。したがって、自分からコミュニケーションをとり、人と人との関係を築くことが大切。
◼︎大学生活で身についたもので、仕事で活きている力は?またそれはなぜ身についたのか。
・コミュニケーション能力は大学生活で身に付いた。アルバイトで会話力が付き、ゼミでグループワークを何回もやることで提案力や主体性のない人を動かす力がついた。また、グループワークがうまくいかない時のパターン化も出来るようになった。
◼︎感想
ゼミ活動が始まったばかりの今、グループワークやプロジェクトでうまくいかないことや、今までやったことがないことばかりで大変だと感じることが多いです。しかし、今自分が経験していることが実際に社会に出ていきてくるんだなと話を伺いながら感じました。
お話を伺っていて、今の仕事がやりがいがあって楽しいと何度もおっしゃていたのが印象的でした。自分で積極的に新しいことに挑戦しているからこそ楽しいのだろうと思いました。なので、私も何事にも主体的に取り組みたいと思います。
この時期に社会人の方のお話を聞くことは、自分にとって良い経験になりました。
取材者:商学部3年 かおり