たけふみ①(建設業界/施工計画/6年目)
4/24インタビュー実施
1.先輩の仕事
◼︎会社のお客は誰?そのお客さんはどんな悩み・ニーズがある?
・お客は国、企業などが多い(BtoB)
・悩みで分かりやすいのは震災などでのトンネル崩壊や災害による道路の通行止めや規制
・良く、速く、廉く が求められる。(国民の生活を支えるものを作るので責任も大きい)
◼︎会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?
そのサービスの中で先輩はどんな役割を担っている?
・構造物を良く、速く、廉く、求められているレベルを超えて提供する。
・入社5年間は施工管理として建設現場での指揮を取り、現在は施工計画として案件に対して工法や新技術の提案から企画している。
2.この仕事で満たされる価値観
◼︎先輩の価値観
・大人数(コミュニケーション)で大きな事業(達成感)に関わり、世の中の役に立てる(社会貢献)
◼︎仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時
・現場では男性が多く、学歴年齢もバラバラな中で上手くコミュニケーションをとって信頼された時
・現在の企画担当としては、目の前で企画したものが現実に出来ていく時
・先輩社員が大きなPJで国から表彰をされるなどした時(今後私自身が表彰される機会があれば必ず大きな充足感が得られると思います。)
■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスを持ってください
・私の価値観は「人と関わる中で真面目にアクティブに挑戦出来る場(海外も)で働きたい」です。現在は製薬会社で働きたいと考えています。先輩には「なぜ製薬なのか、医療には様々な職種がある中で製薬会社でありMRでありたい理由をしっかり掴むことが必要。海外についても製薬会社である意味を見出さないと漠然とし過ぎている。もっと社会人にあって海外で働いたことのある人を含めて話を聞いていくこと。」と言われました。
→やりたい仕事が何なのか、過去の経験にヒントが隠れていると思います。そのヒントに行動して得た情報で肉付けしてあげるとよりやりたい事が明確に見えると思います。
3.この仕事に必要な能力
◼︎この仕事に必要な能力
☆特に「自分の頭で考えて決断し行動すること」
・仕事では様々な解決方法があるので、「決して自分の力を過信せず、多くの意見を受け入れて、自分の頭で考え決断し、粘り強く行動することが大切」
◼︎なぜその力が必要?
大勢でやる仕事であるため、多少の好き嫌いを気にしてはいかない。いかに全員の能力を引き出して、完成させるための協力体制を築くかが大切であるため。
☆→言われたこと・指示されたことだけやっていても成長しない。大きなプロジェクトを動かすには多数の意見・大勢の人間を受け入れる器が必要で、その為に自分を成長させていく必要性があると感じています。
◼︎大学生活で身についたもので、仕事で活きている力は?またそれはなぜ身についたのか。
・組織を引っ張る力、行動する力、現場力、公共施設の大切さを実感し考える力などを身につけた。
↓
・応援団長や生徒会など人や組織を引っ張るリーダーとしての経験
・ウィーンへの1年間留学
・JICA主催のベトナムでの学生会議に参加して大林組の建設現場に入って実際に働いている人と話ができたこと
◼︎感想
安藤さんの「理系から文系職に就職しようと考えていたのに、なぜか心にひかかるものがあり最終的には技術職として本来行きたかった建設業に就職した」というお話を聞いて有名な企業になんとなく就職するという現在の就活との違いを感じました。
本当にやりたい仕事は自分の過去の経験からすでに決まっていて、それを見つけてあげる作業(自己分析など)が更に必要で、それだけでは見つからないなら色んな人に会ってみて話を聞いてみるという行動こそが大切になってくると思いました。
「考えること」「行動すること」の大切さを改めて感じだので、これからの就活に活かして頑張っていきたいです。
取材者:商学部4年 たけふみ