かほ②(都市開発/7年目)
1.先輩の仕事
■会社のお客様は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
都、独立行政法人、企業など。
鉄道や公共施設を再編して、快適なまちづくりをする。
■会社は顧客に対してどんな商品をどうやって提供している?先輩の役割
土地を所有する企業や行政と協業し、開発計画を決める。
構造物の設計計画と現場の作業が計画通り進んでいるか、安全が確保されているか、といった一連の管理を行っている。プロジェクト自体の規模が大きいので、役割分担をしながら、チームとして組織として動いている。
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
ダイナミックなものを創り出したい
■満たされていると感じる時
これだけ大きなプロジェクトに関われるのは、社内でもわずかなので、その点がやりがいを感じられるところ。
ただ実際には長い時間をかけて小さなことから積み上げていく仕事なので、進捗状況などは目に見えづらい。
■アドバイス
チームで頑張る / できないことを克服する
・チームという点では社内でチームで動くだけでなく、社外の関係者も沢山いるので各方面の関係者との意思疎通が大事になってくる。
3.この仕事に必要な能力
■能力
コツコツ粘り強く続ける力 / 状況に応じて行動を変える臨機応変さ
■なぜその力が必要?
大きなプロジェクトとはいえ小さなことの積み重ね。またいろいろな方面の人と調整するのが仕事とも言えるので、様々な場面で密な情報共有や手続き、相手から承諾を得たりということが必要になってくる。そうした細かいことでも抜け漏れると大きな問題になり兼ねないので、コツコツ続ける姿勢や臨機応変さが大事。
■大学生活の経験から
専門が土木だったので、そのまま知識が活きるという訳ではないが、取っ掛かりはつかみやすい。
また、はじめからまちづくりに興味があったわけではなく何となくのイメージから入った。学生のころは何をすると役立つか、どんな経験をするといいか等、直結する答えやルートを探しがちだけれど、意外と何がきっかけになるかは分からない。よく分からなくてもいいから、今やっていることを楽しんで、経験を蓄積していけばいいと思う。
-感想-
都市開発というと影響力も大きく、どちらかといえば派手なイメージでしたが、そのプロセスはかなり地道なもので、その分成果が見えづらいという新たな気付きがありました。
今後やってみたいこととして、自分が動かしているという実感のあるような「小さいことがしたい!」と仰っていたのもこのお仕事をされているからこそ