しょーご(コンサルティング6年目)
⒈先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
・BtoB(課題を抱えた企業)
・経営課題を解決できないから、第三者の視点で解決してほしい。
■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?
そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?
・部下が集めてきた情報を分析する
・商品は「提案」
⒉この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
多くの人から評価を得る・頑張っただけ稼ぐ・チームで頑張る
■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時
クライアントの期待を超えることができた時
■あなたの価値観を先輩に見せ、「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらって下さい。
・コンサルは多様性が重要なので、どの価値観が向いているとかはわからない。
⒊この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力
自分の頭で考え決断し行動する力・解決策を練る力・皆をまとめるリーダーシップ
■なぜその力が必要?
・課題解決が仕事だから
・PJメンバーは少ないので、全員がリーダーシップを発揮することが大切。
■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?
・対人能力。結局相手に好かれて、伝えられないと何にもならないから。
・旅行先で徹底的に人に話した。
★感想
課題解決することの大切さをしった。正直、他者のためにここまで自分の生活を削って働くことができるのかわからなかった。多分無理だと思った。
★取材者:しょうご
あつし(製粉メーカー・営業・3年目)
1.先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
お客:BtoB
大きいとこだとパン屋、製麺会社、お菓子会社
小さいとこだと町のパン屋、製麺会社、お菓子会社
ニーズ:安定供給、品質の安定
■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?
サービス:小麦粉
どうやって:大企業:直接 中小規模:問屋を介しての営業
役割:営業(経営にまで入り込んだやり取り・提案)
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
仕組みを作る
■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時
お客様向けの講習会(ex.パンの作り方講座)等で理論・技術をお客に伝え、その後の受講者の反応が良かったとき。
■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください
「人柄を評価される」ことは何をするにしても活きてくる。社内でも、社外でも。
3.この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力
自分の頭で考え決断し行動する力
■なぜその力が必要?
上司に相談するときであっても、論理的に自分の考えをまとめることが大事。「上司を説得」することが活躍につながる。
■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?
部活・サークル:上下関係に対応する能力、環境に順応する能力
☆感想
提供型営業は、今自分がプロジェクトで学ばせていただいていることなので、とても興味深かったです。
えりな②(金融業界/銀行/1年目)
1.先輩の仕事
■会社のお客様は誰?そのお客様はどんな悩み・ニーズがある?
お客様:個人から企業まで。
悩み・ニーズ:法人の場合、融資がメイン。事業承継とか、M&Aとか企業全体の経営に対する悩みに応える。
■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?
総合職なので、法人を担当する。
3.この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力。なぜその力が必要?
・自分の頭で考え決断し行動する力、課題を見つけ解決策を練る力
→潜在的な悩みを第三者だからこそ見つけてあげないといけない。見つけるだけじゃなくて、考えて提案することが求められる。
・素直に人の話や情報を吸収する力らヒトの話や悩みを聞き出す力
→お客様の話をちゃんと聞くことから関わり合いは始まるし、話を聞かないと相手が求めてるものに応えられない。
・与えられたものをやりきる責任感
→絶対やりきるって気持ち持ち続けないと、銀行員の仕事は一つずつは地味なことの積み重ねだから達成できない
・もっと成長しようと努力する向上心
→上の年次の人たちも常にいろんな勉強してるような感じがする。
・人に可愛がられる、好かれる力
→お金に関する情報を扱う訳で、そんな重要な情報を教えてもらうってことは相当な信頼を得る必要がある。
そのためにはまず、可愛がられることが大事。
■大学生活で身についたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身についた?
・人前できちんと話すこと、考えを伝えること
→サークルで人前で話す機会が多かった。自分の考えを、まとめて話すの最初は苦手だったけど、慣れたせいか今は出来るようになった。
あつし(銀行員/営業/2年目)
1.先輩の仕事
■会社のお客は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
お客:個人のお客。(やや富裕層)
ニーズ:将来に向けてのマネープランを知りたい、余剰資金の用途に困っている
■会社は顧客に対してどんなサービス/商品をどうやって提供している?そのサービス提供の中で先輩はどんな役割を担っている?
サービス:運用商品(投資信託)、住宅ローン、保険、預金 (ほか多数)
どうやって:ニーズのヒアリング→関係構築→商品の紹介
顧客のニーズを明確に把握して、合う商品を紹介しなければならない。
役割:関係のスタートから、商品の提供まで顧客に寄り添って考える。
メガバンクはどこの商品の似たり寄ったりなので、信頼を築くことが大事。
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
優しさや誠実さなど人柄を評価される。
■仕事をしていて「この価値観が満たされているな」と感じる時
自分より年上の顧客から信頼されて、商品を喜んでくれたとき。
■あなたの価値観を先輩に見せ「この価値観にこの仕事は向いているかどうか」のアドバイスをもらってください
「チームで」という価値観を持つ人は、対法人の営業のほうが向いている
「人柄を評価される」ことに喜びを感じるなら、あっているかも。
3.この仕事に必要な能力
■この仕事に必要な能力
人の話や悩みを聞き出す力
■なぜその力が必要?
人のニーズを把握し、頼られないと商品を買ってもらえないから
■大学生活で身に付いたもので、仕事で活きている力はある?またそれはなぜ身に付いた?
塾講:この子は何がなぜできないんだろう→解決へ
サークル・ゼミ:多くの人とかかわることで、関係構築力が身に付いた
☆感想
銀行員というと堅苦しいようなイメージを勝手に抱いていたのですが、人との信頼関係を見事に構築している先輩は今まで想像していた「銀行員」とは違う活躍をしていました。
みねこ②飲食店オーナー/10年目
1.先輩の仕事
■会社のお客様は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
子どもから大人まで
特に会社員(男性)
気軽に飲み食いしたい
子どもでも食べられる料理
宴会、サプライズがしたいなど様々
■会社は顧客に対してどんな商品をどうやって提供している?先輩の役割
気軽に入りやすい雰囲気づくり
価格をおさえたメニュー
アットホームな接客指導
臨機応変な料理の提供
新しいメニューの開発
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
頑張っただけ稼ぐ/自分の頭で考え決断し行動する力/コツコツ粘り強く続ける力/未知のものに挑戦する力/状況に応じて行動を変える臨機応変さ
お客さんは選べない。自分は最大のパフォーマンスをするのみ。
毎日が同じ事の繰り返しのように見えるかもしれないが、飽きられない店にするための工夫は必要。そして、味だけでなくお客さんとの会話も楽しんで「また会いたい」と思ってもらえるように心がけている。今では、常連客がかなり増えた。
■満たされていると感じる時
お客様に「美味しかった」「また来るね」といっていただいた時
インド人の常連のお客さんが、スーパーで見つけた安いカブを大量に買ってきてくれた時。「ママ、これ安かったから料理に使ってね!お金はいらないから、いつもありがとう。」といってくれたときは涙が出そうだった。
普段、ベジタリアン用の料理を作ってあげているからだと思ったがそんなお客さんはなかなかいない。当たり前に接客を受けている人ばかりである。
■アドバイス
自分は、このハタケでしか生きていない。
「なんのために大学までいって勉強しているのか」考えたが良い。目的もないのなら行く意味は無いと思う。やりがいを感じない会社では働かない方がいい。
福利厚生もきちんとみるべき。
3.この仕事に必要な能力
■能力
自分の頭で考え決断し行動する力/手や体を動かす/臨機応変さ/責任感
■なぜ必要なのか?
お客さんの満足度を高めるためには必要不可欠。
自分がいなければ店が成り立たないので責任感は常に感じている
オーナーも兼任しているので意思決定も全て自分で行っているから
-感想-
会社で働く人とは異なる価値観を感じた。
正義感に満ちあふれており「生」を感じた。お給料は、自分で稼ぐ先輩は全てを自分で行わなければならない。経営者でありながら、一人の調理人である。自らの経験から、会社で働くことの注意点も教えてくれ非常に有意義な時間となった。
★取材者:みねこ(法4)
かほ②(都市開発/7年目)
1.先輩の仕事
■会社のお客様は誰?そのお客はどんな悩み・ニーズがある?
都、独立行政法人、企業など。
鉄道や公共施設を再編して、快適なまちづくりをする。
■会社は顧客に対してどんな商品をどうやって提供している?先輩の役割
土地を所有する企業や行政と協業し、開発計画を決める。
構造物の設計計画と現場の作業が計画通り進んでいるか、安全が確保されているか、といった一連の管理を行っている。プロジェクト自体の規模が大きいので、役割分担をしながら、チームとして組織として動いている。
2.この仕事で満たされる価値観
■先輩の価値観
ダイナミックなものを創り出したい
■満たされていると感じる時
これだけ大きなプロジェクトに関われるのは、社内でもわずかなので、その点がやりがいを感じられるところ。
ただ実際には長い時間をかけて小さなことから積み上げていく仕事なので、進捗状況などは目に見えづらい。
■アドバイス
チームで頑張る / できないことを克服する
・チームという点では社内でチームで動くだけでなく、社外の関係者も沢山いるので各方面の関係者との意思疎通が大事になってくる。
3.この仕事に必要な能力
■能力
コツコツ粘り強く続ける力 / 状況に応じて行動を変える臨機応変さ
■なぜその力が必要?
大きなプロジェクトとはいえ小さなことの積み重ね。またいろいろな方面の人と調整するのが仕事とも言えるので、様々な場面で密な情報共有や手続き、相手から承諾を得たりということが必要になってくる。そうした細かいことでも抜け漏れると大きな問題になり兼ねないので、コツコツ続ける姿勢や臨機応変さが大事。
■大学生活の経験から
専門が土木だったので、そのまま知識が活きるという訳ではないが、取っ掛かりはつかみやすい。
また、はじめからまちづくりに興味があったわけではなく何となくのイメージから入った。学生のころは何をすると役立つか、どんな経験をするといいか等、直結する答えやルートを探しがちだけれど、意外と何がきっかけになるかは分からない。よく分からなくてもいいから、今やっていることを楽しんで、経験を蓄積していけばいいと思う。
-感想-
都市開発というと影響力も大きく、どちらかといえば派手なイメージでしたが、そのプロセスはかなり地道なもので、その分成果が見えづらいという新たな気付きがありました。
今後やってみたいこととして、自分が動かしているという実感のあるような「小さいことがしたい!」と仰っていたのもこのお仕事をされているからこそ
たくや②(飲食/自営業/約30年目)
■会社のお客さんは
仕事帰りのサラリーマンがメイン。
具体的には40~60代のおじさんが多い。
男性割合が85%ほど。
■顧客に対してどんなサービスを提供しているのか
飲食物の提供。ただ印象的であったのは
「メインのサービスは飲食物の提供かもしれないが、お客さんの話を聞いてあげること、お客さんとコミニュケーションをおこなうことも重要なサービスの一つだ」と言っていたことだった。
■仕事をしていて価値観が満たされていると感じるとき
そもそもの仕事をはじめようと思った理由が「藤沢駅の前にあった焼き鳥屋さんのつくねが今まで食べたことがなかったくらいにおいしかったから」だそう。
そこで、その店に幾度となく通い、そのつくねと同じ味が出せるようにしたらしい。
そういった背景からマスターの仕事上での価値観は
「自分が納得いくものをつくりあげる」。
店が始まり30年近くがたち、様々なメニューが登場してきたが、店の起源であるつくねがたくさんでることが、何よりうれしい瞬間というとであった。
■私の価値観に対して
私は「自分の納得できる商品、サービスを扱う仕事がしたい」と伝えたところ
似ているかもしれないということであった。
自営業かサラリーマンかというフィールドは違えど、その思いを持ち続け、自社に誇りを持ち続けて働いてほしいということだった。
4年たくや商学部